みなさん、伊勢市にある夫婦岩を
ご存じでしょうか?
夫婦のように並んだ
二つの大きな岩なのですが、
写真でもわかるように
二つの岩の間にしめ縄が
張られています。
今回は、しめ縄を張り替える行事、
【大注連縄張神事】見に行って
来ましたのでぜひチェックして
いってくださいね~!
夫婦岩のしめ縄は張り替えられる!?
しめ縄ってどれくらいの
頻度で張り替えてるの?
夫婦岩のしめ縄は
海水や潮風などで
いたんでしまうので
年3回、張り替えられます。
張り替えの日は
5月5日・9月5日・
12月潮時の良い吉日です。
なんで夫婦岩にしめ縄って
張られてるの?
一説には夫婦岩の沖合約700m先の
海中に鎮座する猿田彦大神ゆかりの
興玉神石(おきたましんせき)と
日の大神を遙拝するための、
「鳥居」の役割を果たしていると
言われています。
夏至の日、前後1週間ほどの期間は
夫婦岩の間から朝日が拝めます。
過去の記事もありますのでよかったら
覗いてみて下さい。
しめ縄の張り替え方法
では、さっそく
どのようにしてしめ縄が
張り替えられるのか
見てみましょう~!
夫婦岩の旧大注連縄を解く
まず掛かっていたしめ縄を
取り外します。
普段、しめ縄が外されることは
滅多にないのでしめ縄が
掛かっていない夫婦岩は
かなりレアですね!
たまに大きな台風がくると
外れてしまっていることも
あります。笑
そして、元々掛かっていた
しめ縄は軽トラに乗せられて
いきました…
いままでお疲れ様でしたという
気持ちで見送りました…
そして興玉神社での祭典後、
ついにしめ縄の張替神事が
始まります!
ちなみにしめ縄と言っていますが
正式には
【大注連縄】おおしめなわ
といいます。
この記事では簡単に
【しめ縄】と呼んでいます。
ついに大注連縄張神事
「ん?なにやら向こうから
こちらに送り込まれてくる…」
なんと参列者が参道より
手渡しでしめ縄を送り、
夫婦岩に張り渡されます。
さきほどみんなで渡したしめ縄が
奉仕青年のみなさんの手に
渡りました!
ロープで引っ張って
そちらの大きい岩まで
繋いでいるんですね~!
しめ縄1本あたり ・長さ35メートル ・重さ40㎏ ・太さ10cm
しめ縄は5本掛けますので
大変な作業ですね。
しかし、こうやって地元の方が
伝統を受け継いで次の世代に
繋いでいってくれるおかげで
いまもこうしてみることが
できるんですよね。
まとめ
いかがだったでしょうか。
年に3回しか見ることが
できない貴重な機会ですので
みなさんもぜひ掛け替えの
日を狙って伊勢志摩へ
訪れてみてはいかがでしょうか。
それではまた!
さきしまより
コメント
確かに縄も変えないと痛んできますもんね!
綱を渡していく行事、私も参加してみたいです。
コメントありがとうございます!
観光客の方でも参加できるので
ぜひ神事の日を狙って
お越しくださいね。